「無添加」「保存料不使用」「安心・安全」
ドッグフード売り場やネットショップで、こんな言葉をよく見かけませんか?
一見すると
“無添加=体に良い=絶対安全”
と思いがちですが、実はここに 大きな落とし穴 があります。
結論から言うと、
無添加=安全とは限りません。
この記事では、
- なぜ無添加でも危険なフードがあるのか
- 「無添加表示」のカラクリ
- 本当にチェックすべき原材料ポイント
- 安心できるドッグフードの見極め方
を、ドッグフードの裏側も含めて詳しく解説します。

そもそも「無添加」とはどういう意味?
実は日本では、
「無添加」という言葉に明確な法的定義がありません。
つまり、
- 何を添加していないのか
- どこまでを無添加と呼ぶのか
は、メーカーの解釈次第なのが現実です。
例:
- 合成着色料は不使用 → 無添加
- 合成保存料は不使用 → 無添加
- 香料だけ不使用 → 無添加
他の添加物が入っていても「無添加」と表示できてしまうのです。
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無添加でも危ないケース①|低品質な原材料
無添加と書かれていても、
原材料そのものの質が低いフードは少なくありません。
よくある注意原材料
- ミートミール
- 家禽ミール
- 肉副産物
- 動物性油脂(由来不明)
これらは、
- どんな肉か分からない
- 鮮度が低い
- 栄養価にバラつきがある
という特徴があります。
添加物がなくても、素材が悪ければ意味がありません。
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無添加でも危ないケース②|強い加熱・加工
無添加フードの中には、
保存性を高めるために
- 超高温加熱
- 栄養を壊すほどの加工
がされているものもあります。
結果として、
- ビタミン・酵素が破壊
- 消化しにくくなる
- 胃腸への負担が増える
といった問題が起こることも。
無添加でも危ないケース③|天然由来でも注意が必要
「天然由来=安全」
と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
例:
- 天然香料
- 植物エキス
- ハーブ類
体質によっては、
- アレルギー反応
- 下痢・嘔吐
を引き起こすことがあります。
大切なのは“入っていない”より“合っているか”。
本当に見るべきポイント①|原材料の書き方
安全なフードほど、
原材料の表記が具体的です。
❌ あいまい表記
- 肉類
- 動物性タンパク
- 動物性油脂
✅ 良い表記
- 国産鶏むね肉
- 鹿肉(〇〇県産)
- サーモン(天然)
「何の肉か」「どこから来たか」
が分かるものを選びましょう。
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本当に見るべきポイント②|酸化防止剤の種類
無添加でも、酸化対策は必須です。
安心しやすい酸化防止剤
- ミックストコフェロール(ビタミンE)
- ローズマリー抽出物
- ビタミンC
注意したい表記
- 酸化防止剤(合成)
- BHA・BHT・エトキシキン
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本当に見るべきポイント③|フードの匂い・色
- 不自然に赤い
- やたら香りが強い
- 色が均一すぎる
これらは、
- 着色料
- 香料
- 強加工
の可能性があります。
自然なフードは茶色〜薄茶色で香りも控えめです。
無添加フードが向いている犬・向いていない犬
向いている犬
- アレルギー体質
- 涙やけが出やすい
- 胃腸が弱い
- シニア犬
注意が必要な犬
- 活動量が多すぎる
- 栄養設計が合っていない場合
👉 無添加でも栄養バランスが合わないと逆効果。
じゃあ結局どう選べばいい?
無添加かどうかよりも、
以下を総合的に見るのが正解です。
✔ 原材料が具体的
✔ 合成保存料・着色料なし
✔ 消化しやすい原料構成
✔ 酸化防止が自然
✔ 製造背景が見えるメーカー
まとめ|「無添加」という言葉に惑わされないで
無添加は “安心材料のひとつ” にすぎません。
- 無添加でも質が低いフードはある
- 表示には抜け道がある
- 本当に大事なのは中身
だからこそ、
「無添加か?」より「何が入っているか?」を見ることが大切です。
愛犬の健康を守れるのは、
キャッチコピーではなく 飼い主の知識 です。





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