ドッグフードの原材料表示を見ていると、
「pH調整剤」 という表記を見かけることがあります。
「これって添加物?」
「体に悪いものじゃないの?」
そんな疑問を持つ飼い主さんも多いはずです。
この記事では、
- pH調整剤とは何か
- なぜドッグフードに使われるのか
- 犬の体への影響
- 避けた方がいいケースと判断基準
を、分かりやすく解説します。

そもそもpH調整剤とは?
pH調整剤とは、
食品の酸性・アルカリ性のバランスを整えるための添加物 です。
ドッグフードでは、
- 品質の安定
- 腐敗防止
- 保存性の向上
を目的に使用されます。
👉 味付けのためではなく、
フードを安全に保つための役割 が中心です。
なぜドッグフードにpH調整剤が使われるの?
主な理由は以下の通りです。
- 微生物の繁殖を抑える
- 原材料のばらつきを調整する
- 長期保存に対応する
特に、
- ウェットフード
- セミモイストフード
では使用されやすい傾向があります。
よく使われるpH調整剤の種類
① クエン酸
果物にも含まれる酸で、
- 酸化防止
- pH調整
に使われます。
👉 比較的安全性が高い成分。
② 乳酸
発酵由来の酸で、
- 保存性向上
- pH安定
に使用されます。
👉 人の食品でも一般的。
③ リン酸塩
pH調整のほか、
- 食感調整
- ミネラル補助
として使われることがあります。
👉 過剰使用には注意が必要。
pH調整剤は本当に危険?
結論から言うと、
👉 適切に使われていれば、必ずしも危険ではありません。
多くのpH調整剤は
食品添加物として安全性評価を受けています。
ただし、
使われ方と量 が重要です。
注意したいケース① 添加物が多すぎるフード
pH調整剤に加えて、
- 香料
- 甘味料
- 増粘安定剤
などが多用されている場合、
原材料の質が低い可能性 があります。
注意したいケース② 尿路トラブルがある犬
pH調整は、
- 尿のpH
- ミネラルバランス
にも影響を与える可能性があります。
👉 尿路結石の既往がある犬は、
獣医師と相談のうえで選ぶことが重要 です。
注意したいケース③ 長期・大量摂取
毎日同じフードを
長期間食べ続けることで、
- ミネラル過多
- 胃腸への負担
が起きる可能性も否定できません。
「pH調整剤=悪」ではない理由
pH調整剤がなければ、
- 腐敗リスクが高まる
- 保存期間が短くなる
という問題もあります。
👉 安全性を保つために必要な場合もある
という点は知っておくべきです。
原材料表示でチェックしたいポイント
✔ pH調整剤の記載が後半
✔ 種類が明記されている
✔ 他の添加物が少ない
👉 「まとめて一括表示」より
具体名が書かれている方が安心。
pH調整剤をなるべく避けたい人の選び方
✔ ドライフード中心
✔ 保存料・添加物が少ない
✔ 原材料がシンプル
✔ 開封後すぐ消費できる量
添加物全体を知りたい方へ
pH調整剤以外の添加物については、
こちらの親記事でまとめています。
👉 【保存版】ドッグフードの添加物まとめ|犬の健康のために避けたい成分と安全な選び方
関連する記事👇
- 👉 人工甘味料は必要?甘さが犬に与える影響
- 👉 増粘安定剤って何?ガム類・セルロースの注意点
まとめ|pH調整剤は「目的と全体構成」で判断する
ドッグフードのpH調整剤は、
- 危険な成分ではない
- ただし必須でもない
という位置づけです。
重要なのは、
- なぜ使われているのか
- 他の添加物はどうか
- 愛犬の体調に合っているか
成分単体ではなく、フード全体を見ること が
安心な選択につながります。





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