ドッグフードの原材料表示を見ていると、
「増粘安定剤」 や
「ガム類」「セルロース」 という表記を見かけることがあります。
「これって添加物?」
「体に悪いものなの?」
そう感じて調べている方も多いはずです。
この記事では、
- 増粘安定剤とは何か
- ガム類・セルロースの役割
- 問題になりやすいケース
- 飼い主が判断するときのポイント
を、冷静に分かりやすく解説します。

そもそも増粘安定剤とは?
増粘安定剤とは、
- 食感を安定させる
- 水分と固形分を均一に保つ
- 形状を崩れにくくする
ために使われる成分です。
ドッグフードでは特に、
- ウェットフード
- セミモイストフード
- トリーツ
で使われることが多くなります。
👉 味付けのためではなく「見た目と品質の安定」のため の添加です。
よく使われる増粘安定剤の種類
① ガム類
植物由来の成分で、
水分を吸ってとろみを出します。
代表的なもの👇
- グァーガム
- ローカストビーンガム
- キサンタンガム
- カラギーナン
人間の食品にも広く使われています。
② セルロース
セルロースは
植物の食物繊維 です。
ドッグフードでは、
- 便量調整
- カロリー調整
- 食感の安定
などを目的に使われます。
👉 基本的には 栄養目的ではない成分 です。
増粘安定剤は本当に危険?
結論から言うと、
👉 適量であれば、必ずしも危険ではありません。
多くは安全性評価を受けており、
人の食品にも使われています。
ただし、
使われ方と量 が問題になります。
注意したいケース① 原材料の質を補っている場合
増粘安定剤が多く使われる理由のひとつが、
- 原材料の品質が低い
- 水分が多く栄養が薄い
といったフードを
「それっぽく見せる」ため です。
👉 本来、良質な原材料が使われていれば
過度な安定剤は不要です。
注意したいケース② 胃腸が弱い犬
ガム類やセルロースは
消化されにくい性質があります。
そのため、
- 軟便
- 下痢
- ガスが増える
といった症状が出る犬もいます。
特に、
- 子犬
- シニア犬
- 胃腸が弱い犬
は影響を受けやすい傾向があります。
注意したいケース③ 「安いウェットフード」
低価格のウェットフードでは、
- 水分が多い
- 肉含有量が少ない
代わりに
増粘安定剤で形を保っていることがあります。
👉 「肉が少なく、安定剤が多い」構成には注意。
「天然由来」なら安心?
増粘安定剤は
天然由来のものが多いです。
しかし、
- 天然=すべての犬に合う
- 無害
ではありません。
食物繊維に弱い犬もいるため、
愛犬の体調変化を基準に判断することが大切 です。
原材料表示で見るべきポイント
チェックしたい表記
- 増粘安定剤(ガム類)
- セルロース
- カラギーナン
これらが、
- 原材料の後半
- 少量使用
であれば、
大きな問題になりにくいことが多いです。
増粘安定剤を避けたい場合の選び方
✔ ドライフード中心
✔ 原材料がシンプル
✔ 肉・魚が主原料
✔ 不要な添加物が少ない
👉 「安定剤が必要ない設計かどうか」 を見るのがポイント。
添加物全体を知りたい方へ
他の添加物については、
こちらの親記事でまとめています。
👉 【保存版】ドッグフードの添加物まとめ|犬の健康のために避けたい成分と安全な選び方
また、
価格と原材料の関係についてはこちら👇
👉 安いドッグフードはなぜ危険と言われる?価格の裏にある3つの理由を徹底解説
まとめ|増粘安定剤は「量と使われ方」が判断基準
ドッグフードの増粘安定剤は、
- すべてが危険ではない
- しかし必須でもない
という立ち位置です。
大切なのは、
- なぜ使われているのか
- 原材料の質はどうか
- 愛犬の体に合っているか
表示を見る目を持つこと が、
安心なフード選びにつながります。




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